
当社は、ビジネスチャットプラットフォームの提供と、業務プロセス代行サービス(BPaaS)の二つの主要な事業を柱として展開しております。 1. ビジネスチャット事業 国内最大級のビジネスチャット「Chatwork」を開発・運営しています。これはメールや電話、会議に代わるビジネスコミュニケーションツールとして、2025年9月末時点で95.3万社を超える企業に導入されており、社会的インフラとしての地位を確立しています。この圧倒的な顧客基盤が、当社のすべての新規事業における強力な「面」の販売チャネルとなります。 2. BPaaS事業 中小企業向け業務プロセス代行サービス「タクシタ」を運営しています。これは、経理、労務、採用、営業事務などのバックオフィス業務をチャット経由で依頼できるサービスです。 この事業は、Chatworkの顧客基盤を活かして効率的に展開され、立ち上げから約2年でARR(年間経常収益)8.3億円を超える急成長を実現しており、市場の強いニーズを捉えています。
当社は、日本の中小企業が直面する構造的な課題、すなわち「人手不足」とそれに起因する「低生産性」の解決に注力しています。現在、特に中小企業では労働人口の減少により、本来、企業の成長やクリエイティブな仕事に集中すべき経営者や社員が、経理や人事などの必須のバックオフィス業務を兼務せざるを得ない状況が常態化しています。 当社は、この構造を打破するため、90万社を超える顧客接点を持つ「Chatwork」を基盤に、BPaaS戦略を推進しています。具体的には、人の手による高品質な業務代行サービスと、AIやSaaSを活用した自動化技術を組み合わせることで、中小企業のバックエンド業務を当社が一括して引き受けます。 これにより、お客様は煩雑な管理業務から解放され、営業活動や企画、ものづくりといった本業に集中し、高いパフォーマンスを発揮できる環境を提供しています。 当社は、日本の中小企業全体の「本社機能」を担い、その生産性向上に貢献することを使命としております。

当社の長期的なビジョンは、「働くをもっと楽しく、創造的に」というミッションのもと、「中小企業No.1 BPaaSカンパニー」となり、最終的にあらゆるビジネスの起点となる「ビジネス版スーパーアプリ」を構築することです 。 この高い目標を達成するため、当社は中期経営計画(2024-2026)において、2026年に売上高150億円(年平均成長率CAGR 30%以上)というハイグロースな財務目標を掲げています。この急激な成長を実現する鍵は、Chatworkによる圧倒的な顧客数の拡大(面)と、BPaaSによるARPU(顧客単価)の向上を両輪で進めることにあります。 現在、中小企業市場は国内企業の99.7%を占める巨大市場ですが、効率的なアプローチが難しく、DXの余地が非常に大きい未開拓の領域です。 当社はChatworkという強力なインフラを活用し、競合他社が参入困難なこの市場に対し、最も効率的に、そしてスピーディーにBPaaSソリューションを展開し、市場の支配を目指します。 この目標達成の速度と規模を担保するため、M&A戦略を最も重要な手段として位置づけています。